AppleがTesla最高経営責任者(CEO)のElon Musk氏に買収を持ちかけている可能性があるとの憶測が今週、ウェブ上で広まったが、Musk氏はそうした憶測を一掃した。
Musk氏はBloomberg Televisionとのインタビューで、Apple関係者と会って「話をした」ことは認めたが、「それが何らかの形での買収に関する話だったかどうかについてはコメントできない」としている。
San Francisco Chronicleが米国時間2月16日に報じたところによると、Musk氏は2013年春にAppleのM&A責任者と会談し、その場にはCEOのTim Cook氏もいた可能性があるという。同紙は、両社のハイレベルの合併が実現する可能性があるとの見解を示した。
Bloombergが2月19日、Musk氏に対して、Teslaを売却するのかと尋ねたところ、Teslaは「大衆市場向けの魅力的な電気自動車」の開発に注力し続けることを目指しているため、その「可能性は低い」と答えた。Musk氏によると、同じようなアイデアを持つほかの企業から話があった場合、同氏が「それらの話を検討する」可能性はあるが、「現時点では、その可能性を高めるようなシナリオは全く考えられない」という。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」