Nokiaは米国時間2月19日、貴重品を紛失しづらくするための新しいモバイルアクセサリ製品を発表した。
「Nokia Treasure Tag」と名付けられたマッチ箱程度の大きさの同アクセサリは、近距離無線通信(NFC)またはBluetooth Low Energyを介して「Lumia」端末に接続する。このタグは任意の貴重品に付けることができ、Nokiaは例として鍵や財布を挙げている。
Nokiaの説明によると、Lumia端末を持って家を出る際、Treasure Tagが、鍵や財布(またはタグを付けた任意の品物)を携帯し忘れていることを知らせる警告を発するという。Treasure Tagを発見するまで、警告音は鳴り続ける。家を出る際に、タグを付けた品物は持ったがLumia端末を忘れた場合にも、同じことが起こる。警告音に気付かなかった場合は、Nokia Treasure Tagアプリによってタグを付けた品物の位置を地図上で特定することもできるという。
「Windows Phone Store」で提供されるTreasure Tagアプリは、タグを付けた品物を自動的に追跡し、その位置をユーザーのLumia端末上に表示する。最大4個のTreasure Tagを同時に使用することができる。
同アクセサリの最大の対象は鍵のようだ。家などの場所を離れる際には通常、鍵や携帯電話を携帯する。しかし、鍵(または財布や小銭入れ)を忘れた経験は誰にでも時々ある。Treasure Tagは、アクセサリ類の置き忘れや紛失の問題を解決することを目的としている。
NokiaのTreasure Tagは、世界中で4月に発売される。発売時の価格は29.90ドルの予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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