Appleは「A8」プロセッサの製造開始に近づいているのかもしれない。アジア発のニュースによると、A8プロセッサのメインサプライヤーはTaiwan Semiconductor Manufacturing Company(TSMC)だという。
台湾のTechNews(これを元にMacRumorsが報道)によると、TSMCはAppleの次世代A8プロセッサの製造を既に開始しているという。
TechNewsの報道は、米CNETが12月にある情報筋から聞いた話の内容と一致している。TSMCの計画に詳しいその人物は、同社がAppleの「A」シリーズプロセッサの製造を既に開始していると述べていた。これまでは、サムスンがAppleのプロセッサの製造を一手に引き受けている。
米CNETの情報筋が当時述べたところによると、TSMCはAppleのプロセッサの主要メーカーになるプロセスを進めているという。それにはおそらくA8も含まれると思われるが、この情報筋はそれを明言はしなかった。
しかし、TechNewsはこれよりもさらに踏み込んで、TSMCがA8の製造を一手に引き受けるとした。同社が最新の20ナノメートル製造プロセスで成功を収めていることがその理由だという。
台湾のKGI SecuritiesのアナリストであるMing-Chi Kuo氏は現地時間2月15日、「iPad mini with Retina display」を2014年に大幅に刷新するAppleの能力、あるいは意欲に疑問を呈した。さらに、うわさの「iPad Pro」は2015年まで延期されるかもしれないと同氏は述べている。
それが本当なら、A8は「iPad Air」のアップデート版と、予想される次期「iPhone」に搭載されるのかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス