Appleの指紋認証センサ「Touch ID」が次期「iPhone」でも採用されるだろうと、新たな報道が伝えている。
「iPhone 5s」用の指紋認証センサを製造するTaiwan Semiconductor(TSMC)は、次期iPhone用Touch IDの製造を第2四半期に開始する予定だという。Patently Appleが米国時間1月14日、TSMCの計画に詳しい情報筋の話として報じた。
今回、TSMCはTouch IDの生産について別の計画を立てているという。iPhone 5sでは、同社はコンポーネントのバックエンド工程を他社に依存している。ところが、Patently Appleによると、次期iPhoneでは、バックエンド技術、すなわちウエハレベルのチップスケールパッケージングを自社で手がける予定だという。Touch IDの全コンポーネントを社内に取り込むことで歩留まりを高め、コンポーネントの端末への供給を迅速化することが狙いだ。
想像されるとおり、Appleはこれまで次期iPhoneの計画に関する情報を明らかにしていない。とはいえ、同社は2014年中に新しい端末を発表するとみられる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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