DropTaskは、WebサイトとiOS版アプリで展開されているタスク管理サービスだ。DropTaskが他のタスク管理ツールと異なるのは、従来のタスク管理ツールのようにリスト形式でタスクを管理できるだけではなく、バブル形式でタスクを管理できる点だ。Visual View(ビジュアルビュー)という表示方法を選択すると、バブル単体あるいはバブルを入れ子にして、グループやタスクを追加したり整理したりできる。現時点(2014年2月26日)では、無料で利用できるが、間もなく有料のプランが開始されるようだ。有料プランの開始後も、一部の機能は無料で利用できる。ユーザーインターフェースは英語だが、日本語も問題なく入力できる。
初めてDropTaskを使う際には、まず登録が必要だ。FacebookアカウントまたはGoogleアカウントを使用してログインできる。多くのタスク管理ツールでおなじみのリスト形式の表示方法のまま、プロジェクトやタスクを作成することも可能だが、新しいプロジェクトを作成した後で、1つのプロジェクトを選択し、Visual Viewに切り替えると、バブル形式の表示で、グループやタスクを作成できるようになる。Visual Viewでは、ピンチイン・アウトで画面の拡大・縮小が自由にできるので、iPhoneの狭い画面でもグループやタスクの作成をしやすい。Visual Viewで、グループまたはタスクを作成するには、画面右上の「New Group」または「New Task」アイコンを画面上にドラッグ&ドロップする。感覚的な操作方法は、慣れると使っていて気持ちが良い。
グループの場合は、グループ名と色を指定できる。タスクの場合は、タスク名、説明、ステータス、優先度、大変さ、締め切り、担当者、タグなどを設定することができるほか、アルバムから写真を選択して添付することも可能だ。タスクの変更履歴も同時に表示されるので、チームで利用している場合は、誰がいつタスクを変更したのかを共有することができるため、間違いが起こりにくい。
タスクには、サブタスクを作成することもできる。DropTaskにおけるサブタスクとは、1つのタスクの中のやることリストのようなもので、サブタスクの頭にはチェックボックスが付いている。タスク自体は、完了したらステータスを「Completed」に変更する必要があるが、サブタスクの場合は完了したらチェックボックスにチェックを入れれば良い。タスクのステータスを変更したことも、サブタスクにチェックを入れたことも、すべてアクティビティとして記録される。
本格的なサービスが始まったばかりではあるが、直感的にタスクの優先度を把握できるツールは珍しく、現段階でもかなり作り込まれていて使い勝手が良いので、メインのタスク管理ツールとして使ってみて欲しい。
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