KDDIと講談社は2月17日、人気漫画「進撃の巨人」のスマートフォン向け公式サイトとなる「進撃の巨人 for auスマートパス」を、「auスマートパス」限定で公開した。連載のサイドストーリーや作品用語のデータベース、読者参加型企画などのオリジナルコンテンツを随時更新していく。月額390円のauスマートパスに加入していれば追加料金はかからない。
KDDIでは2013年5月にスタジオジブリ初のスマートフォン向け公式サイト「ジブリの森」をauスマートパス限定で公開。ジブリの人気作品の特集記事やスタッフの日常を綴った日誌を配信している。今回の進撃の巨人とのコラボはその第2弾となるという。なお、同社は12月末に開催された同人誌の即売会「コミックマーケット85」に進撃の巨人仕様の“痛基地局”を配備していた。
進撃の巨人 for auスマートパスでは、毎月1人のキャラクターへの架空のインタビュー記事を前後編で掲載。第1回はミカサ・アッカーマンだ。また、連載サイドストーリー「雨宿りの情景」では、雨宿りで偶然居合わせた2人のキャラクターが、原作では描かれなかった“if”の会話劇を繰り広げる。さらに、謎に包まれている進撃の巨人の世界を解説する百科事典「進撃データベース」も用意した。
連載最新話の感想や次号の予想ができるネタバレ大歓迎の掲示板も提供。掲載誌である「別冊少年マガジン」最新号を購入し、表紙をKDDIのARアプリ「SATCH VIEWER」でスキャンした人だけがアクセスできる仕組み。進撃の巨人の担当編集から裏話が投稿されることもあるという。
今後は、ヒットの裏側を支える関係者へのインタビュー「進撃な人々」、お題として出された原作の1コマに自身の考えたセリフを入れて投稿するユーザー参加型企画「ひとコマ大喜利」、進撃の巨人のスピンアウト作品の出張描きおろしといったコンテンツを順次追加していく予定だ。
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