ソニーは2月13日、デジタルカメラ「α」シリーズにEマウントを採用したミラーレス一眼カメラ「α6000」を発表した。0.06秒という世界最速AFを実現する。発売は3月14日。
16~50mmのパワーズームレンズを同梱したパワーズームレンズキット「ILCE-6000L」(店頭想定価格:8万3000円前後)とパワーズームキットに55~210mmのズームレンズを加えたダブルズームレンズキット「ILCE-6000Y」(同:10万8000円前後)、ボディ単体の「ILCE-6000」(同:6万8000円前後)が販売される。
有効2430万画素のAPS-CサイズExmor APS HD CMOSセンサを搭載し、最大2400万画素の静止画とAVCHD形式の1920×1080/60pの動画撮影に対応。MP4形式での動画撮影もサポートする。
最大の特長はAFの高速化だ。α6000にはコントラストAFと位相差AFの2つの方式を併用した「ファストハイブリッドAF」を搭載。今回179点像面位相差AFセンサによる広いAFカバーエリアを実現することで、多くのシーンにおいて位相差検出方式のみによるAFが可能になったという。これによりAF速度は世界最速の0.06秒となった。
またEマウントモデルは従来、秒間10コマだった連写を11コマにしたほか、ファストハイブリッドAFによる動画撮影にも対応する。
本体には3.0型の液晶モニタを搭載したほか、ディスプレイ表示や露出補正値、ピクチャーエフェクトなどの効果を反映させ、見たまま撮影ができる「有機ELファインダー」を装備。ピント拡大とピーキング表示ができるほか、より幅広い輝度調整が行える。
サイズは高さ66.9mm×幅120mm×奥行き45.1mmで、重量約285g(本体のみ)。Wi-Fiを備えスマートフォンなどと連携して使用することも可能だ。ボディカラーはブラックとシルバーの2色を用意。レンズキットにはブラックにはブラック、シルバーにはシルバーのレンズが付属する。
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