マイクロソフト新CEO、S・ナデラ氏に--B・ゲイツ氏は技術アドバイザー

Charles Cooper (CNET News) 翻訳校正: 編集部2014年02月05日 00時20分
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 今、試練の時が始まる。

 6カ月にわたる後継探しの末、Microsoftはその将来の責任をSatya Nadella氏に預けた。Nadella氏はSteve Ballmer氏の後を継ぎ、40年近い同社の歴史の中でわずか3人目の最高経営責任者(CEO)となる。

 一方、創業者のBill Gates氏は「技術アドバイザー」に就き、会長職を退く。このことは、Microsoft製品の開発において、同氏がより積極的な役割を果たすことを示唆している。John Thompson氏が会長職を引き継ぐ。

 「Satyaは、本格的なエンジニアリングスキル、事業に対するビジョン、それに人を結束させる能力を持った実績あるリーダーだ」とGates氏はあらかじめ準備された声明で述べた。「世界中でどのように技術が利用され、体験されていくかに関する彼のビジョンは、Microsoftがまさに必要としているものだ。Microsoftは製品のイノベーションと成長を拡大する次なる時代に踏み込もうとしているのだから」(Gates氏)

 Microsoftは、同社共同創設者のGates氏のような、優れた実績を持つ幹部に目を向け、同社のCloud and Enterprise部門担当エグゼクティブバイスプレジデントを務めていたNadella氏を選出した。Gates氏は、Microsoftのエンジニア中心の企業文化に刺激を与え、必要ならば変化をもたらす十分な技術的素養を持つ候補者を強く求めていたと報じられている。これは、CEO適格者審査における初期の条件を複雑にさせた要因でもあり、同社取締役会は同社に旋風を巻き起こすために、社外で候補者を探す必要に迫られた。

 Nadella氏は、まだ46歳という比較的若い年齢であるにもかかわらず、Microsoftの最も成長著しい部門の1つであるCloud and Enterprise部門を統括していた。同社の2013会計年度の同部門の売上高は203億ドル、営業利益は82億ドルだった。

 社外関係者や同僚は、Nadella氏の功績として、MicrosoftのServer and Tools部門において18カ月という長いリリースサイクルを廃止し、より迅速で機敏な開発モデルへと移行させたことを挙げる。これと同時に同氏は、クラウドとSoftware as a Service(SaaS)へとビジネスの主眼を移行させたことにおいても重要な役割を果たした。Microsoftで長期にわたって素晴らしいキャリアを積んだ後にベンチャー投資企業Ignition Partnersを共同創設したBrad Silverberg氏は、Microsoftをクラウドへと移行させる上でNadella氏は「素晴らしい役割」を果たしたと述べた。同社の「Azure」サービスは現在、「Amazon Web Services」に対する強力な競合製品となっている。

Satya Nadella氏
Satya Nadella氏

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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