Microsoftの最高経営責任者(CEO)探しという壮大な物語では、Steve Ballmer氏後任の最有力候補として、同社のエンタープライズおよびクラウド部門の統括者Satya Nadella氏を推しているようだ。
BloombergとRe/codeは、Nadella氏が次期CEOの最有力候補だと報じている。特定の情報源についてまったく言及されていないが、Microsoftは、2014年の早い時期に新CEOを指名する予定であると話していた。
Microsoftはこれらの報道についてのコメントを控えている。
Microsoftを経営する仕事を進んで手に入れたいという人はいないようだ。MicrosoftはエグゼクティブバイスプレジデントのTony Bates氏や最高執行責任者(COO)のKevin Turner氏など、自社の幹部社員も検討してきた。さらに、FordのCEOを務めるAlan Mulally氏やQualcomm次期CEOのSteve Mollenkopf氏にも声をかけたようだ。
Nadella氏をCEOに指名することの利点は、同氏がMicrosoftの文化を熟知していることだ。同氏は、Microsoftのエンタープライズ事業も把握している。同社は「Xbox」や「Bing」「Surface」、そして現在はNokia関連にも熱心に取り組んでいるが、Microsoftをけん引しているのはエンタープライズ部門だ。
CEOに関するこれらすべての物語についてはっきりしないのが、Bill Gates氏はどうなるのかということだ。Gates氏のMicrosoftに対する今後の関与は、誰が新CEOになろうと、厄介な問題になる可能性が高い。Gates氏は退任するかもしれないとBloombergは報じている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」