JDSUが米国時間1月23日に公開した調査レポートによると、すべてのモバイル機器ユーザーのなかで最もデータ消費量が多いのは、「iPhone 5s」のユーザーだという。
同調査によると、iPhone 5sユーザーは基準となる「iPhone 3G」ユーザーと比較すると、成熟市場で7倍、発展途上市場では20倍のデータを消費しているという。最もデータ消費の激しいデバイスのトップ10にランクインしたAppleのスマートフォンやタブレットは「iPhone 5c」や「iPhone 5」「iPhone 4S」、第3世代および第4世代の「iPad」を含め6機種だった。
JDSUの幹部であり、同レポートを執筆したMichael Flanagan氏は声明で「iPhoneは世代が新しくなるごとにデータ消費量が20~40%増えてきている。この傾向はデータの使用が一般的となっている現在でも変わっていない」と述べたうえで、「ただ興味深いことに、より安価な値付けとなっているiPhone 5cのユーザーによるデータの消費量は、iPhone 4SユーザーとiPhone 5ユーザーのそれとの間に位置している」と語っている。
市場が成熟している地域において、ダウンロード量が多いその他のデバイスとして、「HTC Sensation」やソニーの「Xperia SP」、サムスンの「GALAXY S4」および「GALAXY S II」がある。なお、発展途上市場のトップ10にはGALAXY S4と「GALAXY S III」「GALAXY Note II」、7インチの「GALAXY Tab 2」という4機種のサムスン製品がランクインしている。
全体的にみると、4Gユーザーは3Gユーザーよりも多くのデータを消費していた。同調査によると、4Gユーザーのわずか0.1%が、LTEダウンリンクデータ全体の半分以上を消費しているという。対照的に、3Gユーザーの1%がダウンリンクデータの半分を消費している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」