Echofon Pro for Twitterは、動作が軽快で高機能なTwitterクライアントだ。複数のアカウントを切り替えて使用できるほか、自動更新機能、プッシュ通知機能、ミュート機能なども備わっている。写真の加工をアプリ内で行えるPhoto Filters機能を利用すれば、凝った写真をEchofonだけで撮影・編集して投稿できる。
Echofon Pro for Twitterの自動更新(ストリーム)機能は、毎分、2分おき、3分おきから間隔を選択でき、メインのタイムラインのほかリスト表示(特定のリストを選択しておく必要がある)、検索結果表示まで自動的に更新してくれる。特に、検索結果が自動更新されるのは、特定のニュースや情報を追っている時にはとても便利だ。また、プッシュ通知をオンにしておくと、自分宛てのリプライが来た時や自分のツイートがお気に入りに入れられた時などに、知らせてくれるため、リアルタイムに反応できる。ビジネスでも、Twitterをサポート業務に利用したり自社サービスや製品の評判をチェックしてマーケティングに利用したりするケースが多いので、自動更新機能やプッシュ通知機能は非常に役立つ。
リストを表示する場合は、その都度、リストの一覧から目的のリストを選択する。TweetListやTwittelator Neueなどのように、リスト画面をスワイプで切り替えられるのは楽だが、リストの数が多い場合は目的のリストにたどり着くまでに何度もスワイプを繰り返す必要があるため、毎回リストの一覧からリストを選択して表示させる方法でも問題はないだろう。難点は、Echofonのリスト表示では、公式リツイートが表示されないことだ。これは、メインのタイムラインや検索結果では、公式リツイートが表示されるユーザーでもリスト表示内では公式リツイートが表示されないため、Echofonの仕様だと思われる。この点は改善を望むところだ。
便利なのは、EchofonからBufferに直接投稿を送信できる機能だろう。Bufferとは、指定した時間にツイートを投稿できるサービスで、Buffer専用のアプリもリリースされているが、アプリを切り替えることなくEchofon内から時間指定ツイートを送信できるのは手間が省けてよい。ツイートをBufferに送信する場合は、新規ツイート画面で時計のアイコンをタップする。画面右上に「Send to Buffer」と表示されていれば、Bufferに送信される。
最後に、写真の加工機能は、EchofonをInstagramのように使いたい場合には便利だが、撮影済みの写真を選択してツイートする場合には、フィルタ加工用の画面に遷移するステップが邪魔になる。その場合は設定画面で、Photo Filtersをオフにしておくといいだろう。
>>Echofon Pro for Twitteのダウンロードはこちらから
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス