Motorolaが、米国で実施している同社「Moto X」の購入者向けキャンペーンの内容を少しばかり充実させた。
Google傘下のMotorolaは先週、キャリア契約を結ばない場合のMoto Xの価格を値下げしたばかりだが、これに続き米国時間1月9日、同端末の契約なしの購入を対象に、ワイヤレス動画ストリーミング用ドングル「Chromecast」を無料で提供すると発表した。このキャンペーンは1月14日まで実施され、399ドルの16Gバイトモデルと449ドルの32Gバイトモデルが対象となる。
今回のキャンペーンが、Moto XとChromecastの両デバイスをさらに多くの消費者の手に届けようとする試みであることは明らかだ。Motorolaはサイバーマンデー(感謝祭翌週の月曜日)にMoto Xを349ドルで販売するプロモーションを実施したが振るわず、その後、Moto Xへの関心を集めようと積極的な動きをとっている。元旦には、米国内のほとんどの大手キャリアに対応する、契約なしのMoto Xの価格を579ドルから399ドルに引き下げたばかりだ(ただし、Republic Wirelessはこれを299ドルで提供している)。
一方、Googleは35ドルのChromecastで大がかりな計画を練っている。ChromecastはテレビのHDMIポートに差し込んで使用するデバイスで、複数デバイスのプラットフォームからコンテンツをストリーミングすることを可能にするものだ。Googleは、より多くの人々にChromecastを提供することで、対応アプリに対する需要が高まることを望んでいる。同社は、「Chromecast Software Development Kit」の完成および公開に向けた作業に取り組んでおり、Chromecastを支える「Google Cast」と呼ばれる技術を、メーカー各社が自社の消費者向け電子機器に組み込めるようオープンスタンダード化したいと考えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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