スクーがスマホ戦略を強化--リアルタイムの動画学習サービス「schoo」のiOSアプリを公開

岩本有平 (編集部)2014年01月09日 11時13分

 インターネット生放送を活用したリアルタイムの動画学習サービス「schoo」を提供するスクーは1月9日、iOSアプリ「スクー生放送」を公開した。App Storeより無料でダウンロードできる。

  • 「スクー生放送」

 アプリでは、授業の視聴のほか、「受けたい!」ボタンを用いて、ユーザーが受けたい授業の登録や管理ができる。受けたい!ボタンを押した授業の直前や、新しい授業が追加された場合の通知にも対応する。授業中にはタイムラインへのチャット投稿、質問投稿なども可能。授業に対するリアクションである「なるほど」ボタンも用意する。

 スクーは2013年7月に、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、インキュベイトファンド、ANRIの3社のベンチャーキャピタルから1億5200万円の第三者割当増資を実施。スマートフォンアプリの開発に注力すると発表していた。schooでは現在、月間40コマの授業を放送しており、平均受講者数は1000人超となっている。

 今後は生放送終了後のアーカイブについても、別アプリで提供することを検討中だ。 また将来的には、(1)企業や個人問わずに学習コンテンツをネット上で提供でき、受講者にとっては学ぶべきコンテンツに次々出会うことができるプラットフォームへの進化、(2)スマートフォン、タブレットでの学習体験の最大化――の2点を目指すとしている。

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