Fordの最高経営責任者(CEO)を務めるAlan Mulally氏は米国時間1月7日、Fordを離れてMicrosoftに移籍することはしないと述べた。
Microsoft次期CEOの最有力候補とされていた同氏は7日、Associated Press(AP)とのインタビューで、少なくとも2014年の間はFordにとどまると述べた。2013年には、退任を表明したMicrosoftの現CEOであるSteve Ballmer氏の後任として、Mulally氏が最有力であるとの憶測が飛んでいた。Mulally氏はAPに対し、Microsoftに絡んだ臆測に終止符を打ちたいと述べた。
一貫した姿勢を貫いた同氏を称賛したい。2012年のインタビューでMulally氏は、少なくとも2014年末まではFordにとどまるつもりだと発言していた。
Mulally氏ではないとすれば、誰が次期CEOになるのだろうか。Microsoftはコメントを避けている。同社広報担当者は正式なコメントとして、「(CEO選出の)手続きと各候補に配慮し、当社は個人についてコメントしない」と述べた。しかし、これまでに最終候補としてうわさされてきたのは、Nokiaの元CEOであるStephen Elop氏、MicrosoftのエグゼクティブバイスプレジデントTony Bates氏、Microsoftのクラウドおよびエンタープライズを統括するSatya Nadella氏だ。あるいは、これまでまったくうわさにのぼっていなかった人物が選ばれるのかもしれない。
同社取締役のJohn Thompson氏は、年末休暇の前に公開されたブログ投稿で、「2014年の早い時期」までにCEO選定委員会は選定作業を完了する見通しだと記している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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