Twitter共同創設者のBiz Stone氏は、高い期待を集めている自身の新プロジェクトであるモバイル用Q&Aサービス「Jelly」を発表した。同サービスでは、ユーザーはアルゴリズムの代わりに自分の友人を利用して、回答を検索することができる。
同社はブログ投稿で、この概念を次のように説明した。ユーザーは日々の生活の中で、変わったものに遭遇することがある。その人は、写真を撮り、その不思議な物体にマルを付けて、これは何かとソーシャルネットワークの友人に質問する。その友人もJellyユーザーだ。つまり、直接の友人が誰も答えられない質問に、もしかしたら友人の友人は答えてくれるかもしれない、というのがその考え方である。ユーザーは、テキストによって他人の質問を転送することもできる。
同社は、Jellyの写真機能を説明する部分で、Stone氏のTwitter時代を少し振り返っている。「140文字が最大長とみなされる世界では、写真は実際、1千語分にも相当する」と同ブログ投稿には記されている。
Jellyは、従来型の検索を根本から覆そうとする技術企業による取り組みの最新例にすぎない。Appleは、「Siri」にさらなるリソースを投入する予定だと言われている。同社はソーシャルメディア分析企業Topsyを買収しており、それがその取り組みに役立つ可能性がある。また米Yahooは、パーソナライズに重点を置いて同社の検索機能を刷新しようと考えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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