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iPad向けの予約管理サービス「トレタ」--豚組、ミイル創業者の中村氏の新会社が提供

岩本有平 (編集部)2013年12月18日 11時30分
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 トレタは12月18日、iPad向けの飲食店予約台帳アプリ「トレタ」の提供を開始した。App Storeよりダウンロードできる。ダウンロードおよび初期費用、初月の月額利用料は無料。翌月より1店舗9000円で利用できる。なお、利用には同社サイト上での事前登録が必要になる。

 トレタはiPad向けの予約台帳アプリ。大部分の操作をタップだけで実現する。一般的に利用される紙の予約台帳にレイアウトを近づけることで、ITリテラシーが高くないユーザーでも利用できるよう配慮した。登録したデータはクラウド上で管理するため、複数の場所や端末から予約台帳の確認が可能。さらに音声を自動録音可能で、予約の電話などの聞き違いを防げるという。

 予約客のデータも登録可能なため、CRM的な使い方もできる。予約者に対してはSMSを送信することも可能でき、「予約を忘れていた」という事態も防ぐことができる。

 トレタは豚肉を中心に扱う飲食店「豚組」を運営するグレイスの代表取締役であり、食べもの写真共有サービス「ミイル」を手がけるミイル(当時はFrogApps)の創業者である中村仁氏の新会社。飲食業とITのどちらの世界も経験したからこそ、飲食店の課題をITで解決するサービスを作りたいと考えたという。

 「予約ミスは、飲食店の致命的な問題になることが多い。オーバーブッキングや窓際の席、個室といった要望を間違えると、その客は二度とその飲食店に来てくれない。また、紙の予約台帳だと管理も大変。変更があるたびに消して、書いてという手間を減らしたいと思った。さらに過去の予約データは宝の山だが、顧客台帳に転記したり管理も難しい。(ITを使って)紙でできたことを簡単にし、紙ではできなかったことを実現することで、店舗が顧客満足度や従業員満足度の向上といったことに注力できるようにしたい」(中村氏)

 グレイスが運営する東京・六本木の「豚組 しゃぶ庵」で試験的に先行導入したところ、「台帳がある場所に行かなくても予約状況を見ることができる」「字が汚くて読めないということが無くなった」「担当者名や予約受け日時、予約人数の記入忘れが無くなった」といった反響があったという。

 今後はクラウド型のレジサービスや各種の飲食店検索サービスとの連携を検討していく。「(飲食店検索サービスは)競合ではなく協業していきたい。我々は集客ではなく、予約を受ける、管理するというレイヤーを作って行く」(中村氏)


「トレタ」の利用イメージ

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