アイドルマスター好きな記者が独断と偏見で振り返るGREE「ミリオンライブ!」 - (page 3)

初SR化したゲーム内イベント「夏直前!アイドル水上大運動会」

 これまでを振り返って最も大きかった出来事といえば、6~7月に行われたゲーム内イベント「夏直前!アイドル水上大運動会」。ソーシャルゲームではよくある、イベントポイントをいかに多く稼ぐかを競うもので、最終ランキングの上位報酬として、初めてのSRカード【ヒナっ子のライブ】が用意された。

 当時はこういったゲーム内イベントについて、上位報酬を狙ったことはなかったのだが、このときは初めて狙いにいった。それまでほとんど使うことなくため込んだBPを回復するマイバトルキャンディーを使いつつギリギリまでボーダーを予想したり、「前のインプレッション記事でひなたがお気に入りと公言したから」「初めてのSRカードだから」と自分に対する理由付けをして、課金アイテムのバトルキャンディーをかなり購入したことを思い出す。最終的に1枚は獲得することができたが、当時の率直な感想はうれしいというよりも、ほっとした気持ちの方が強かった。

  • ゲーム内イベント「夏直前!アイドル水上大運動会」の告知。よもや早い段階で最終ランキングの上位報酬になるとは、当時予想してなかった

  • SR【ヒナっ子のライブ】より。左はペンギンの「ヒナ太」。水着はいかにもお約束感あふれるものだ

  • ひとまず1枚は獲得することができた

 もっともこれは覚醒可能なカード。ソーシャルゲームの多くは同じカード2枚を使うことで覚醒するが、本作は1枚しかなくても、レベルがMAXの状態からレッスンを行うことによって覚醒値が上昇。それが100%になれば覚醒する(同じカードがある場合は、その1枚だけで100%になる)。

 もっともノーマルカードを中心にレッスンさせていたが、10枚使ってメーターが1ドット増えるかどうかという状態で、かなりの根気が必要だ。レッスンに投入するカードのレアリティや、ゲームプレイのペースによる個人差は当然あるが、7月上旬からマイペースで育成しはじめて、覚醒できたのは11月上旬。これはかなり遅い例だと思われるが、これはこれで”少しずつ成長している感”を味わえたのも事実だ。こうして覚醒したSR【おやすみの時間】では、ペンギンのヒナ太と一緒に寝ている姿を見ることができる。

  • レベルの横にある黄色いゲージが覚醒値。何カ月もかかっただけに、99%までくると逆に覚醒させたくないような気持ちも出てくる

  • 覚醒をすると絵柄が変わり、カード能力も上がる

  • SR【おやすみの時間】より。癒やされるような寝顔と寝言がポイント。なお、ひなたの口元をじっと見て“とあること”に気づいても、そっとしてあげよう

CD「LTP 09」に収録されたソロ曲「あのね、聞いてほしいことがあるんだ」

 夏に大きな出来事があったが、冬にも大きな出来事があった。それが12月25日に発売されたCD「LTP 09」だ。このCDではひなたのほか、秋月律子、佐竹美奈子、松田亜利沙のそれぞれのソロ曲や4人一緒で歌唱している楽曲、765ライブシアターで展開されるミニドラマも収録されている。

 ドラマパートでの活躍は聴いてのお楽しみとさせていただくが、なんといってもポイントは、ひなたのソロ曲「あのね、聞いてほしいことがあるんだ」だ。カントリー・ミュージックをイメージさせる楽曲で、全編通して癒やしの空気が包み込みこむ、心がほっこりする曲だ。

 田舎から出てきた女の子が、慣れない都会での生活や華やかなアイドル活動とのギャップに戸惑いながらも成長をし、方言が出ないように練習をしてステージに立って、両手でマイクを握りしめながらこの曲を一生懸命歌って、しかもその姿をおじいちゃんおばあちゃんが見守る。そんな涙腺が緩むような光景をイメージできる曲となっている。なお楽曲はゲーム内のオーディオルームで試聴できるほか、YouTubeでも公式の試聴動画がアップされている(試聴動画は前半が美奈子の「スマイルいちばん」、後半がひなたの「あのね、聞いてほしいことがあるんだ」)。

  • オーディオルームの視聴コーナーより。ジャケットイラストも確認できるが、ひなたはなぜか着ぐるみ姿

  • CDにはボイス付き限定デザインカードを入手できるシリアルナンバーを封入している

 「ミリオンライブ!」の今後としては、カードの追加やゲーム内イベント、そのほか各種アップデートを定期的に行っていくほか、まだ「LTP」シリーズで登場していないアイドルをフィーチャーしたCDのリリースを予定。さらに2014年1月から公開される劇場版「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」に、ミリオンスターズから7人のアイドルがゲスト出演。2月22日と23日の2日間、さいたまスーパーアリーナで開催される「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014」にもキャスト陣の出演が予定。ゲームの内外でアイドルたちのさらなる魅力や世界観を広げていくとしている。

(C)窪岡俊之 (C)2013 NAMCO BANDAI Games Inc. (C)NBGI/PROJECT iM@S

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]