GNネットコムジャパンは、Jabraブランドのオフィス向けヘッドセット3機種を発表した。日本市場に則したデスクフォンタイプの「Jabra DIAL 550」からノイズキャンセリング機能付きの「Jabra BIZ 2300シリーズ」、省スペース型の「Jabra PRO 900シリーズ」までをラインアップし、シェア拡大を目指す。
GNネットコムジャパンの代表取締役である安藤靖氏は「ヘッドセットは、コールセンター、ウェブカンファレンス、SOHOなどで使用されている。ご想像の通りコールセンターでの使用率が高く、一方で通常のオフィスで使用されているケースはまだ少ない。私どもの通常のオフィス向けヘッドセットの売上構成率も20~25%程度だが、3年前はこの売上構成率は1~5%と大変低く、そこから考えるとこの3年で上がってきていることがわかる。今後もこの市場に対する伸び率は相当あると考えている」と現状を説明した。
Jabra DIAL 550は、デスクフォンのニーズが高い日本向けに開発されたUSBハンドセット。従来の受話器のように肩と首に挟めるサイズ感とスタンドとして使用できるフリップケース付きで、通常の電話のように使える。呼び出し音も数種類を用意したほか、Call IDは日本語表示にも対応。簡易スピーカフォンとしても使用できる。サイズは高さ150mm×幅50mm×奥行き20mmで、重量約94g(ハンドセット部のみ)。価格は1万500円で、12月18日に発売される。
Jabra BIZ 2300シリーズは、重量約68(片耳タイプは48)gの軽量化を実現したヘッドセットだ。ウルトラノイズキャンセリングマイクの搭載により、周囲の騒音をカットし、聞き取りやすく、聞こえやすい環境を提供する。マイク部は360度回転するマイクブームアームを採用。ケーブルには断線を防ぐケブラー素材を用いることで、ヘッドセットの2大故障要因と言われる断線とマイクブームの破損を低減できるとしている。発売は12月16日。片耳、両耳タイプがラインアップされ、価格は1万6800~1万8900円。
Jabra PRO 900シリーズは、ワイヤレスヘッドセットだ。2.4GHz帯に対応し、最大100mの通信距離を実現。約27gと軽量で、省スペースデザインのため、デスクトップに置きやすい。発売は2014年2月中旬。価格は3万450円と、ワイヤレスモデルながらコード付きヘッドセットとほぼ同等の価格設定になっている。
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