BlackBerryは米国時間11月25日、同社の最高執行責任者(COO)であるKristian Tear氏と最高マーケティング責任者(CMO)であるFrank Boulben氏が同社を離れることを発表した。最高財務責任者(CFO)のBrian Bidulka氏も辞任するが、新しく暫定最高経営責任者(CEO)に就任したJohn Chen氏に対する特別アドバイザーとして、同社会計年度末まで同社に残る予定であるという。BlackBerryの経理担当管理者であるJames Yersh氏が、CFOに就任する予定である。
BlackBerryでは、今回の発表の前にも主要幹部が辞任している。同社はモバイル市場における再建を目指しているが、もはや同市場における同社の居場所はほとんどないようにも思われる。BlackBerryは11月に入り、Fairfax Financialによる同社買収の話は中止となったと述べた。当時同社のCEOを務めていたThorsten Heins氏は解任された。Heins氏に代わってChen氏がCEO(とBlackBerryの取締役会会長)に就任し、BlackBerryは、投資家らに対する転換社債発行によって10億ドルを調達する計画を発表した。
BlackBerryは25日、2007年から取締役を務めるRoger Martin氏の辞任も発表した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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