Microsoftは米国時間11月21日、「iPad」「iPhone」向けのクラウドストレージアプリケーション「SkyDrive」をアップデートし、カメラの自動バックアップ機能を新たに追加したと発表した。
Microsoftが2年前に提供を始めたiOS向けのSkyDriveアプリも、これでSkyDriveへの写真および動画の自動アップロードが可能となった。これは「Windows Phone」ではすでに利用可能になっていた機能だ。iPhoneやiPadのユーザーは、アップロードにWi-Fiを使うか加入しているデータネットワークを使うかを選択でき、アップロードする写真についてもオリジナルのままか、小さいサイズにしてSkyDriveの容量を節約するかを選ぶことができる。SkyDriveのカメラロールにアップロードした後、iPhoneやiPad上に保存していた写真や動画を削除すれば空き容量を増やせる。また、今回のアップデートで「iOS 7」ユーザーには大きなサムネールが表示されるようになった。
さらに今回のiOS向けアップデートでは、「Office Mobile」および「OneNote」との統合で編集と閲覧が改善されている。Office Mobileユーザーは、「Quicklook」ビューアを使わずにSkyDriveから直接Office MobileやOneNoteに文書を開くことが可能になった。
iOS向けSkyDriveのアップデートは「iTunes Store」からダウンロードできる。
Microsoftはまた、SkyDrive.com上での「Fecebook」との統合機能も同日新たに発表した。SkyDriveユーザーは、1枚または複数の写真を既存のFacebookアルバムで共有したり、新しいアルバムに入れたりできる。新しいアルバムを作成する場合、Facebookで共有する前に、SkyDriveから直接フォルダの名前とパーミッションを設定できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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