NTTドコモは、近距離通信を活用した新たなコミュニケーション手段を開発することを発表した。今後、イベントや災害時などに活用できる新サービスとして検証を進める予定だ。
今回発表した新たなコミュニケーション手段は、NTTコムウェアが開発した近距離通信技術を利用する。スマートフォン同士が携帯電話ネットワークを介さずに情報を直接受け渡す「アドホックモード」を用いて、スマートフォンやタブレットに搭載したBluetoothによって、近距離間の機器同士で情報を伝達できるようになるという。対象機種はAndroidスマートフォンだ。
同社では、混雑したイベント会場でのチャットや伝言など、特定の場所に集まった人々の間での情報交換の手段として使えるほか、災害時など携帯通信網が機能しない状況での一斉情報伝達などに活用できると想定している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス