では壁のコンセントにN100iを実際に挿し込んでみよう。筆者の居住する香港はイギリス式コンセントなので、変換プラグをはめてみた。この状態で日本と同様、2本のコンセントプラグの電気製品を挿し込める。N100i本体を持ったままコンセントに挿そうとすると、実はコンセントプラグが横方向についているので本体も横向きになってしまう。
うーん、縦向きに挿せたら壁面で充電しながらメール読んだりできるのにもったいない。いや、これは動画を見るならむしろこの向きのほうがいいのかも。動画を見る際は電池を食うし、なるほどそこまで考えていたのか設計者たちは!と感動しそうになったものの、これは単純にN100i本体背面の物理的スペースから、コンセントプラグを縦向きに収納できなかっただけだ。
それではコンセントが縦方向についているマルチプラグを用意して、そこにN100iを挿してみた。するとやはり本体は縦方向を向くほうが精神的にも安心だ。机の上にこの向きのコンセントがあれば、充電しながらスマホ操作もできるのでとても便利になるだろう。こんないい製品を作ってくれたDaxianというメーカー、マイナーメーカーとして有名だが商品を探すとこの製品は出てこない。どうやら無名メーカーがこのメーカーを名乗って勝手に出した製品=やはりトンデモな製品であった。
最近のスマホはディスプレイサイズの大型化が進んでいる。それに伴いバッテリサイズも大きくなっているが、CPUの高速化やLTE対応などにより電池消費量も増えているのが実情だ。本体の大型化は本体内部にスペースの余裕もできるわけだし、ぜひともコンセントプラグ内蔵は大手メーカーこそやってほしいところ。数年後に各メーカーからコンセントプラグ内蔵スマホが続々と出てくるようになったころ、ぜひ本記事を再び読み返してもらいたい!
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