Microsoftの「Xbox One」は11月後半に北米で発売される予定だが、その時点でにおいて、購入したままの状態ではほとんど機能しないようだ。
これはMicrosoftの製品管理担当シニアディレクターのAlbert Penello氏が明らかにしたもので、Engadgetが米国時間11月8日に掲載したインタビュー記事の中で、同氏は「(Xbox Oneは)最初にアップデートを実行しない限りほとんど機能しない可能性がある」と語っている。ユーザーがアップデートを本体に適用する前にXbox Oneでできることは何かと問われた同氏の答えは、「何もない」だった。
MicrosoftがXbox Oneの購入者に対し、まずアップデートをダウンロードするよう求めるのは意外ではない。同社は6月、最初にアップデートが必要になる見込みだと公表していた。ただし、アップデートを適用するまでXbox Oneが事実上利用できないことを同社が認めたのは今回が初めてだ。
問題は、MicrosoftがXbox Oneの北米での発売日を11月22日と設定して、かなり前から製造を始めていたことにある。この間に同社は、組み込まれたアプリケーションがXbox One上で正しく動作するようにするため、Xbox Oneのソフトウェアのアップデートに取り組んできた。そのため購入直後のXbox Oneは、ソフトウェアがそれらのアプリケーションを実行できる状態になっていない。ただし、そのままではゲームをまったくプレイできないことになった詳細な理由は定かでない。
11月は北米のゲーマーにとって重要な月だ。Xbox Oneが22日に発売されるほか、15日にはソニーから「PlayStation 4」が発売される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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