新たな報道によると、Stephen Elop氏はMicrosoftの経営トップに選任された場合に大がかりな計画を実施する用意があるという。
Nokiaの最高経営責任者(CEO)を退任したElop氏は、同社デバイス事業のMicrosoftへの売却完了後、Microsoftにおいてデバイスに注力する新部門を統括する予定になっている。そして、同氏がCEOに就任した場合、Microsoftの「Xbox」部門の売却を決断する可能性がある。Bloombergが米国時間11月8日、Elop氏の考えに詳しい情報筋の話として報じた。同氏はまた、Microsoftの検索エンジン「Bing」の打ち切りも検討する可能性があるという。
Bloombergの情報筋によると、Elop氏はMicrosoftの事業の規模を縮小したいと考えており、最終的に市場における同社の地位を回復できると同氏が考える事業をより重視していく意向だという。
Bloombergによると、そうした計画の鍵を握る要素の1つが「Microsoft Office」になるという。Elop氏はMicrosoftの戦略的関心をOfficeに振り向けるとともに、多数のプラットフォーム向け販売に集中させる可能性がある。Officeは現在もMicrosoftの事業として重要な構成要素であり、これまでWindowsへの投資拡大を目的に使われてきた。Elop氏はOfficeを単体の事業として活用し、売り上げ拡大の原動力とすることが可能だと考えている、とBloombergの情報筋は述べている。
Bloombergは、Elop氏が実際にMicrosoftの次期CEOに選任された場合、同氏のこうした計画は変更される可能性もあるとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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