Microsoftは、「Windows 7」版「Internet Explorer(IE) 11」の正式版のダウンロード提供を開始した。
米国時間11月7日、自動アップデートを有効にしているWindows 7ユーザーにIE11の提供が開始された。最初はプレビュー版をインストール済みのユーザーに提供され、それ以外のユーザーにも、数週間以内に提供される。
IE担当パートナー・グループ・プログラム・マネージャーのRob Mauceri氏は、「デスクトップのうち、Windows 7と『Windows 8』を搭載している55%でIE11が使えるようになっている」と述べている。
Windows 7版IE11には、「Windows 8.1」版と同じ機能が、すべてではないが多数含まれている。両者の相違点は以下のとおりだ。
Microsoft関係者らによると、上述の相違点を除けば、Windows 7版IE11とWindows 8.1版IE11はほぼ同じものだという。
Windows 8.1版IE11と同様に、Windows 7版IE11では、「WebGL」がサポートされる。JPG画像をGPU上でリアルタイムにネイティブにデコードするため、ページの読み込みが高速になり、メモリ使用量が少なくなって、バッテリ持続時間の改善につながるという。HTML5リンクのプリフェッチとプリレンダリングもサポートする予定だ。Windows 8.1版IE11と同様に、Windows 7版IE11は、ガーベジコレクションやJIT(Just-In-Time)コンパイルの変更を含む、JavaScriptエンジン「Chakra」の変更にも対応する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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