音質とデザインの究極の両立を実現したヘッドホンブランド「ATOMIC FLOYD」--創業者に聞く“こだわり” - (page 2)

加納恵 (編集部)2013年11月11日 11時04分

シンプルと使いやすさ、キャリングケースから見るこだわり

--モデルごとのコンセプトは。

 例えばHiDefDrumにはハウジングからイヤーピースの部分にかけて角度がついています。この角度をつけることで耳にしっかりと入るため、密閉性が高まり、遮音性が上がります。これでノイズキャンセリングヘッドホンと同じくらいのレベルまで静寂性が確保できていると思っています。

 また女性でも使えるようなサイズ感を目指し開発したのがMiniDartsです。小型化を実現できるようバランスドアーマチュアドライバを採用しています。そのため精密で正確な再生音が得られます。MiniDartsで低音域が物足りない人向けにはSuperDartsを用意しました。バランスドアーマチュアとダイナミックドライバのハイブリッドモデルで、高解像度の中高域、自然な重低音が再現されます。

 ちなみにMiniDartsとSuperDartsにはハウジングの下部を削ったデザイン処理をしているのですが、この処理をするのに片方で45分、両方で1時間半がかかっています。

 AirJaxは、チタン製のイヤフックが特長です。これはスポーツ時に加え、普段使いもできるデザインを目指し開発しました。スポーツ用ヘッドホンは便利ですが、カラーリングやデザインが通勤途中などスーツ姿でいるときは浮いてしまいがちです。でも2つのヘッドホンを持ち歩くのは面倒という人向けに作りました。専用のアジャスト用ツールも同梱されているので、チタン製ながら自分の耳にあった位置にイヤフックを調整できます。

  • PowerJax+Remote

  • HiDefDrum+Remote

  • MiniDarts+Remote

  • SuperDarts+Remote

  • AirJax+Remote

--ベースのデザインは統一されていますね。

 各モデルのデザインは開発の過程で余計なものを徹底的に排除し、シンプルなデザインになるよう心がけています。シンプルデザインというのは非常に難しくて、完成に至るまで試行錯誤を繰り返しました。

 キャリングケースが良い例なのですが、ほかのブランドであれば、ここにふたやジッパーがついています。そうしたものがなくてもきちんとしまえるものを目指しました。大きさもズボンのポケットに収まるサイズを実現しています。

 一見するとシンプルに小さく作れば良いように感じますが、それだけではもちろんだめで、ここに使いやすさを加えることが重要です。使っていただけるとわかりますが、ATOMIC FLOYDのヘッドホンは指3本を使ってケーブルをまとめることで、そのままキャリングケースに収納できます。シンプルかつ使いやすいこと、これが重要です。この思いは商品だけではなく、ディスプレイケースなどにも一貫しています。

  • ジッパーやふたのついていないシンプルなキャリングケース

  • ヘッドホンがすっぽりと収まり、ケーブルなどが飛び出さない

  • 店頭デモなどに使用している全モデルが入ったキャリングケース。ケーブルが飛び出さないような工夫がされている

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