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音質とデザインの究極の両立を実現したヘッドホンブランド「ATOMIC FLOYD」--創業者に聞く“こだわり” - (page 3)

加納恵 (編集部)2013年11月11日 11時04分
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ワンプロダクトに集中していいものを作る

--モデル数をかなり抑えている印象があります。

 ATOMIC FLOYDは小さなメーカーなので、ワンプロダクトに集中していいものを発売できるように心がけています。ですから毎年新製品を発売する必要性は感じません。

  • 「日本のファンが期待していることを新しい製品で実現したい」とJames Strong氏

 開発時に最も大事にしているのはコンセプトで、まず、人々がどんな風にヘッドホンを使っているか、どんな機能を期待しているかを検討します。そこから開発をはじめ、デザインを考え、その段階に来てはじめてコストを考えます。コストを出してから必要な部品をそろえるのではなく、コンセプトからスタートし、最後にコストを出しています。

--起業された2008年ころは世界的にヘッドホン市場が盛り上がってきた時期だと思います。勝算はありましたか。

 だれでも参入できる低価格のヘッドホン市場にバリューはないと感じていました。ですから作るのは難しくてもポジションがきちんと確保できるこだわり感のあるヘッドホンを市場に投入しました。現在のスタイルとパフォーマンスを実現できて、満足しています。

--日本では現在Bluetoothやノイズキャンセリングなど、多機能なヘッドホンが人気です。それらのモデルについてはどうお考えですか。

 日本のヘッドホンブランドは技術力、デザイン性に優れ、リスペクトしています。これはユーザーも同様で、ATOMIC FLOYDのこだわり感をとてもよく理解していただいています。

 ただBluetoothについては音質への懸念があります。オーディオコーデックの進化など、ATOMIC FLOYDの製品寿命を考えるとあまりメリットを感じません。またノイズキャンセリングに関しては、私自身音を防ぐことはとても重要だと考えていますが、現在のモデルが持っている密閉性でも十分に音を防ぐことができると考えています。電池が必要になることもデメリットのように思います。

--新製品のアイデアはいかがですか。

 よく言われるのはオンイヤータイプへの展開ですね。また象徴的に赤いカラーを採用していますが、これは開発している当時パリで流行っていたカラーだったため採用しました。実は当初は黒で作っていたのですが、皆さんに見せると「赤がいい」と言われ、そのまま使用しています。そういう意味ではカラーバリエーションへの展開もあるかもしれません(笑)。

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