Twitterがついに上場した。予測されていた通り、同社株価は取引開始後直ちに急騰した。
Twitterは米国時間11月6日、新規株式公開(IPO)価格を26ドルと設定し、ティッカーシンボル「TWTR」で上場したが、同社株価は7日の取引開始時に直ちに73%上昇して、45.10ドルになった。
TwitterのIPOは、2012年のFacebookによるIPO時のような不具合や問題もなく開始された。2012年のFacebookによるIPOでは、不具合によって取引開始が遅れ、最終的には取引ミスが生じた。初期の取引で損失を被った投資家やトレーダーは、IPOの処理において怠慢だったとしてNASDAQを提訴した。
IPOで18億2000万ドルを調達しているTwitterはそれでも、独自の財政問題を抱えている。Twitterはまだ利益を上げていない。2013年9月30日までの9カ月間で、Twitterの売上高は4億2220万ドル、損失は1億3390万ドルだった。
またTwitterは、バランスの取れていないビジネスを批判されている。売上高の大部分(75%)を米国で上げているにもかかわらず、ユーザーの78%が米国外に居住している。Twitterは、米国において1000タイムラインビューあたり2.58ドルの利益を上げていると述べているが、世界的にはその値が36セントにまで低下する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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