Appleは米国時間11月4日、最新の米国工場をアリゾナ州メサに建設する予定だと発表した。同社は地元に何千人もの雇用をもたらすとともに、施設を100%再生可能エネルギーで稼働させることを目指している。
同社の広報担当者Kristin Huguet氏は米CNETに対して「われわれは、アリゾナ州に新施設を建設することで、国内生産の取り組みを拡大し、エンジニアリングや製造、施設建設に関係する2000以上の雇用をも創出できることを誇りに思っている」と語った。さらに「この新工場では、Apple製品用の部品を製造する予定だ。また、環境に優しい電力供給源を生み出すためにSRPの協力を得た結果、同施設は稼働初日から100%再生可能エネルギーで運用できる」とした。
アリゾナ州知事室によると、同施設では700人が雇用され、その建設と管理のために1300人の雇用が生み出されるという。また9to5Macによると、Appleは生産施設とは別に、工場にエネルギーを供給するための太陽光発電による電力網も建設しているという。
アリゾナ州のJan Brewer知事はこのニュースを歓迎しており、声明で「Appleが世界で最も先進的な企業の1つであるというのは誰もが認めるところであり、同社をアリゾナの地に迎えることができて本当にうれしく思っている」と述べたうえで、「同社による再生可能エネルギーに対する投資はまた、われわれの電力網をより環境に優しいものにするとともに、太陽光や地熱による当州の重要な電力源を新たに創り出すものになる」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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