ソフトバンクは10月31日、2014年3月期第2四半期(4~9月)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比72.7%増の2兆5986億1200万円、営業利益は同66.6%増の7150億700万円、純利益は同84.1%増の3949億1600万円となった。ここでは、同日に開催された記者会見の模様を随時お伝えする。
なお、会見にはソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏のほか、10月15日に1515億円での買収を発表したフィンランドのスマートフォンゲーム開発会社「スーパーセル」のCEOであるイルッカ・パーナネン氏も出席した。
記者会見まであと10分。
孫正義社長が登場。先日亡くなった笠井取締役への思いを語る。「笠井さんのためにもソフトバンクは仲間と夢を追いかけ続けたい」
ソフトバンク上期の業績のポイント。
売上げ、利益ともにナンバーワンに。「ボーダフォンを買収した時に10年以内にドコモを抜くと公言したが、ついに1位を実現した」と孫氏。
売上高は過去最高に。スプリントの業績が上乗せされていることについては、「飛び道具でも何でも超えればいい。何がなんでも夢を掴みにいくのがソフトバンクだ」(孫氏)
営業利益は8期連続で最高益。
営業利益は世界ランキングで24位に。「3年前のリーマンショックでは、ソフトバンクとJALが2大つぶれそうな会社と言われていたが、結果はどうか」(孫氏)
純利益も過去最高の84%増でドコモに逆転。
続いてモバイル事業について説明。BCNの家電量販店でのiPhoneの販売シェアを紹介し、「ドコモの参入は心配だったが、蓋を開けるとソフトバンクが一番売れた」(孫氏)
KDDIとドコモの参入後も純増ナンバーワン。
MNPも前年比で倍増。
ARPUも順調に推移。「ドコモもauも下げ止まっていない。ソフトバンクはARPUをコンスタントに保ちながら純増1位だ」(孫氏)
モバイル営業利益はボーダフォン買収後に8倍に。
ネットワーク戦略を説明。「スマホ時代には繋がりやすさと速さが重要になる」(孫氏)
プラチナバンド基地局は2万8000局に。
パケット接続率でナンバーワンに。
新型iPhoneのパケット接続率。
音声接続率でもナンバーワンに。
約900日間、ネットワークに関する重大事故はなし。信用情報の誤登録には後半の質疑応答で回答。
子会社化したイー・モバイルの1.7GHz帯を併せたダブルLTEで、パケ詰まりのない快適なネットワークを実現。
来春には900MHz帯を加えたトリプルLTEへ。
設備投資も前倒し。
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