ベッドルームが3つの比較的質素な家だが、Appleが生み出された同場所が史跡として正式に指定された。
2年近くに及ぶ検討の結果、ロスアルトス市の歴史委員会は米国時間10月28日、クリストドライブ2066、つまり、Apple創業者のSteve Jobs氏が育った家を同氏との関わりを理由として「歴史的資産」に指定することを全会一致で可決した。Palo Alto Daily Newsが報じた。同委員会が9月に作成した報告書によると、1952年に建築された1階建てランチ様式のこの家(特にガレージ)は、Jobs氏と共同創業者のSteve Wozniak氏が最初の「Apple I」コンピュータを1976年に組み立てた場所だという。
この場所は、Appleがカリフォルニア州クパチーノの貸しオフィススペースに移転するまで、正式な本社として使われていた。ここはJobs氏が初期の出資者を説得した場所であり、Jobs氏とWozniak氏、そしてRon Wayne氏が同社を設立した場所となった。また同社の初期の頃を描いた映画「スティーブ・ジョブズ」の撮影にも使われた。この映画はAshton Kutcher主演で2013年に入って公開された(日本では11月1日公開予定)。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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