Dellの創設者で最高経営責任者(CEO)のMichael Dell氏は、同社の非公開化に向けた取り組みを完了した。
Dellは、投資会社Silver Lake Partnersからの財務支援と合わせて、ニューヨークのNASDAQ証券取引所で同社普通株を上場廃止する手続きを開始した。
Dellの株式は、米国時間10月29日の市場での取引終了により、NASDAQで取引されなくなる。
評価額約249億ドルの買収条件に従い、Dellの株主は、保有株1株当たり13.75ドルの現金を受け取る。1株当たり13セントの配当金を含めると、受取額は1株当たり計13.88ドルとなる。
総じて見ると、この金額は、当初2月に提示された244億ドル(1株当たり13.65ドル)よりも高値になっている。
創設者のDell氏は、用意されたコメントで中でこう述べた。「(当社は)非公開企業として刺激的な新章に突入する。各国に広がる11万人のチームメンバーは、顧客に100%注力し、その利益のために長期戦略を積極的に実行している」
今回の買収は、9月12日の株主総会でDellの株主によって承認された。この株主総会で、Dell氏とパートナーの投資家は、約75%の票を確保した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス