Microsoftのクラウドベースの「Hadoop」ディストリビューション(ここ1年間以上、Hortonworksが開発を担当している)が米国時間10月28日、一般に公開された。
さらにMicrosoftは、Hortonworksと連携して開発しているHadoop on Windows Serverを利用したい顧客に対し、「Hortonworks Data Platform(HDP)for Windows」を選択することを推奨している。
「Windows Azure HDInsight」は「『Apache Hadoop』と完全な互換性」があり、HDP上に構築される。HDInsightはApache Hadoopと完全な互換性があるだけでなく、「Excel」や「SQL Server」「PowerBI」など、Microsoft自身のビジネスインテリジェンス(BI)ツール群とも統合されている。
MicrosoftのSQL Server担当ゼネラルマネージャーであるEron Kelly氏は、「どうすれば10億人の人々にビッグデータをもたらすことができるのか、ということをわれわれは想像している。誰もがデータとインサイトにアクセスできるようにすることを当社は目指している」と述べた。
Hadoopビッグデータフレームワークをクラウド上で利用可能にして、ユーザーが必要に応じてHadoopクラスタをスピンアップおよびスピンダウンできるようにすることは、Microsoftがその目標の実現を試みる1つの方法だ、とKelly氏は述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス