「Web2PDF」は、ブラウザで閲覧中のウェブページを、PDFに変換できるアプリだ。ブラウザの共有メニューから起動できるので、専用のブラウザに切り替えるといった手間を掛けることなく、いま表示しているページを手軽に保存しておける。
Web2PDFは「PDFmyURL.com」が提供するPDF変換エンジンを利用しており、このサービスにURLなどの情報を渡したのち、変換されて戻ってきたPDFを受信するアプリという位置づけになっている。アプリを起動するとURLを入力するフォームが表示されるので、変換したいウェブページのURLを入力して送信すると、サーバサイドで変換され、端末側にダウンロードされるという流れだ。
また、ブラウザの共有機能から呼び出すこともできる。この場合は、ブラウザ上でPDFに変換したいウェブページを表示した状態で共有メニューから「Web2PDF」を選択することで、変換が実行される。コピペの手間がかからないので、こちらの方法のほうが利用頻度は高いだろう。特定のブラウザに依存せず、共有メニューさえあればどんなブラウザからでも利用できるのもメリットだ。
同種のアプリに比べると、サーバサイドで変換されるため、端末側に負担をかけないのが利点だが、そのぶん所要時間はかかりがちな傾向にある。また「PDFmyURL.com」側の機能とはいえ、ページのサイズおよび向きを設定できるのは、同種のアプリにあまり見られない特徴だ。保存の関係で必ずA4横向きに表示したいという場合でも対応できるのは心強い。
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