まだ利益を生み出せていないPinterestが、人気の高いストックフォトサービスを手がけるGetty Imagesとの提携を発表した。Pinterestは、画像に関するデータをGetty Imagesから有料で入手し、ユーザーによって共有された画像についてより詳しい情報を得られるようにしたい考えだ。
Pinterestが米国時間10月25日に発表したところによると、同社は、ユーザーによって共有されたすべての画像についてGetty Imagesに代金を支払うとともに、その画像の正しい帰属情報を得られるようにするという。ただし、金額は明らかにされていない。Pinterestは、この提携のわずか数日前、38億ドルという企業価値に基づく資金調達ラウンドが完了したことを発表している。
Pinterestは2012年初め、帰属が不明な画像や著作権付き画像が許可なくピンで共有されないようにするための提携をFlickrと結んだが、今回の提携はそれよりはるかに建設的な話のようだ。具体的には、Getty Imagesの画像に関するデータを活用することで、ユーザーが詳細情報を残さなかったピンの分類や説明の追加が容易になるとPinterestは考えている。また、Getty Imagesから得られた追加情報は、Pinterestが検索結果を向上させること、そして、ユーザーに他のピンをより適切に推奨することに役立つだろう。
Pinterestで製品マネージャーを務めるMichael Yamartino氏は、ブログへの投稿で次のように述べている。「Getty Imagesのストックには、優れた画像が含まれているだけでなく、それぞれの画像に関するデータも含まれている。このデータには、画像を撮影した人、時間、場所、それに写真の内容を含めることができる。ピンの説明やリンクがわれわれの期待ほど役に立たない場合は特に、このデータが非常に役立つだろうとわれわれは考えている」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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