ネット利用者の95.6%が「炎上」を認識--MMD研究所調べ

 MMD研究所は10月23日、スマートフォンまたはパソコンからインターネットを利用している10代~50代の男女を対象に実施した「インターネットトラブルに関する実態調査」の結果を発表した。

 ネット利用者1118人に、ネットを安全に使いこなしていると思うかと質問したところ、「使いこなしていると思う」が36.3%、「やや使いこなしていると思う」が49.9%と、合計86.2%がネットを安全に使いこなしていると思うと回答した。

 ネット利用におけるトラブルや困った経験が「ある」と答えた人は37.9%。具体的には「IDやパスワード忘れ」が37.7%ともっとも多く、以下「迷惑メールが大量に送られてきた」(35.1%)、「時間を浪費した」(18.4%)、「コンピューターウイルスに感染した」(13.9%)、「誹謗中傷を受けた」(12.7%)と続く。

 ネット利用時にトラブルや困った経験をしたことがあると回答した424人に、トラブルや困った経験をしたサイトのジャンルを聞いたところ、「SNSサイト」が22.6%でもっとも多く、「ポータルサイト」(19.8%)、「動画サイト」(19.1%)が上位にあがった。

 ネット利用者1118人に、ネット利用における「炎上」という事象を知っているかと聞いたところ、95.6%が何らかの形で知っていると回答、「炎上」というキーワードの認知度がきわめて高いことが明らかになった。また、「炎上」というキーワードを初めて知ったメディアは、「インターネット」が55.0%、「TV」が34.1%だった。

 調査は9月24日から9月26日にかけて、スマートフォンまたはパソコンからインターネットを利用している10代~50代の男女を対象として、ネットアンケート形式で実施された。有効回答数は1118人。

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