Adobe Systemsは、セキュリティ強化のために「Flash Player」をサンドボックス化する機能を、これまでの「Internet Explorer」「Firefox」「Chrome」向けに加えて、Appleのブラウザ「Safari」向けのプラグインにも実装した。
AdobeのプラットフォームセキュリティストラテジストであるPeleus Uhley氏は米国時間10月23日のブログ投稿で、「今週リリースされた『OS X Mavericks』のSafariでは、Flash PlayerがOS Xの『App Sandbox』によって保護されるようになった」と述べた。
サンドボックスはソフトウェアに与えられる権限を制限する機能で、例えばストレージデバイスへの書き込みを禁止したり、他のプログラムが使用しているメモリ上のデータの書き換えを禁止したりできる。こうした制限によって、マルウェア作者がブラウザを通して攻撃をしかけ、より高い権限を取得するのが困難になる。
「OS X Mavericks上のSafariユーザーは、このように強化されたセキュリティ保護のもとでFlash Player向けコンテンツを視聴できる」と、Uhley氏は述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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