「Mac」ユーザーはAppleの最新Mac OSである「OS X Mavericks」を無料で入手することができる。Appleが米国時間10月22日、サンフランシスコで開かれたイベントで発表した。
「iOS」と「OS X」を統括するCraig Federighi氏は、「われわれは今日、価格体系に革命を起こす」と述べた。同ソフトウェアは22日に提供開始された。
Appleは2013年6月の「Worldwide Developers Conference(WWDC)」で、同OSを発表した。同社は、「Safari」「Maps」「iBooks」の新機能を披露しながら、その向上したバッテリ持続時間やタブ、タグを特長として挙げていた。
Federighi氏は22日のイベントで、それらの新機能を再度紹介した。同氏によると、Mavericksを搭載する13インチの「MacBook Air」のバッテリ持続時間は、ウェブ閲覧で最大1時間、「iTunes」動画再生で最大1.5時間長くなるという。
同氏は、同OSがタスクによってメモリを調整する方法についても説明した。これによって、グラフィックスを多用するプログラムの実行時には最適な質を、それ以外の時には高速性を実現する。また同氏は、写真や動画が教科書から飛び出すiBooksアプリや、オンライン購入の決済情報を同期する「iCloud Keychain」も取り上げた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」