NECは10月23日、世界最軽量の13.3型モバイルノートなどビジネス向けPCの新製品として12タイプ33モデルを発表した。同日より受注を開始する。
目玉となるのは、約795gの世界最軽量13.3型モバイルノート「VersaPro UltraLite タイプ VG」(32万2200円~)で、第4世代インテル Core プロセッサを搭載し、超高精細WQHD(2560×1440ドット)IGZO液晶を採用した。このほかに、高精細フルHD(1920×1080ドット)IPS 液晶タッチパネルを搭載し、14.5 時間長時間駆動を実現した軽さ約964gの世界最軽量ウルトラブック(37万円~)も用意されている。
VersaPro UltraLite タイプ VGは、個人向けPCには「LaVie Z」としてNECパーソナルコンピュータから販売されている製品と筐体は同じだ。
法人向けにはWindows 8.1のほか、Windows 7 Pro(32bit/64bit)がラインアップする。また、デスクトップ上にある「画面表示設定切替ツール」でテキストサイズやアイコンサイズの設定をワンタッチで簡単に切り替えられる機能や複数のPCでその場で電子データをすばやく共有し、時間を指定し資料の自動消去ができる「セカンドブック」6カ月無償提供版を標準添付する。
このほかにも、新開発の筐体デザインで事務机に収納可能な13.3型のモバイルノート「VersaPro UltraLite タイプ VC」(24万8000円~)など、独自の技術やノウハウにより、スマートで快適なワークスタイルを推進する。キーボードは、A4ノートと同じキーピッチ19mmのスクエアキートップ、2.4mmのキーストロークに進化し、使い勝手を向上させている。
第4世代Core vProに対応した「VersaPro タイプ VD」(17万5500円~)、ビジネススタンダードPC「VersaPro タイプ VX」(14万6500円~)ほか、12.5型タブレットPC「VersaPro タイプ VZ」(18万3500円~)などWindows 8.1を搭載したタブレットもラインアップする。
VersaPro タイプ VZは、重さ925g、Officeが搭載可能で、タッチとペン入力に対応する。ワンタッチでショートカットキー操作が行える「フリックツール」を搭載し、コピーやペースト、ウィンドウの最大/最小化などをフリック操作で行える。
デスクトップPCは、幅88mmのスマート筐体ながらHDDミラーリングにも対応するハイエンドモデル「Mate タイプME」(15万3000円~)、8つのUSBポートを搭載し、メンテナンス性を高めた新デザインの「Mate タイプMB」(12万50000円~)、などをラインアップする。
いずれのモデルもWindows 8.1を搭載し、ダウングレード権を用いてWindows 7 Professionalを工場出荷時にインストールするモデルをラインアップする。なお、Windows XPのサポート終了は2014年4月の予定だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」