NECは8月1日、Windows 8 Pro/Windows 8を搭載した10.1型のビジネス向けタブレット PC「VersaPro タイプ VT」を発表した。約10時間の長時間駆動を特長とする。
VersaPro タイプ VTは、ビジネスシーンでの使用に加え、教育機関におけるタブレット導入の動きを踏まえて、教育市場もターゲットとする。学校での利用に配慮し、10.1型(1366×768)の液晶には、一般的に使用されている「ソーダライムガラス」の6倍の強度を持つ「Dragontrail」を採用。さらに防滴テストをクリアした頑強設計となっている。
CPUはインテルAtom プロセッサZ2760(1.8GHz、デュアルコア)で、重さは約590g。厚さ9.8mmのスリムな筐体を特長とする。カメラは背面が有効画素数800万で、前面は有効画素数200万となる。専用のデジタイザーペンにも対応し、ペンは本体に収納できる。
発売時期は9月下旬~10月上旬で、希望小売価格は13万4400円。オプションでBluetoothキーボードも用意されており、本体と組み合わせてノートPCのように使用できる。ドコモの高速通信「Xi(クロッシィ)」の搭載も選択できる。
なお、今回の新製品は、SOHO・中小企業向けモデル「VersaPro J タイプVT(VJ18V/TG-G)」としても販売するという。価格はオープンで、販売開始時期は9月下旬~10月上旬としている。
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