サムスンの「GALAXY S4」向けに「Android 4.3」(開発コード名「Jelly Bean」)のアップデートが提供開始された。ただし対象はすべてのモデルではなく、現時点ではグローバルモデル「GT-I9505」のみだ。
技術系ブログのSamMobileによると、このアップデートはサムスンのカスタマイズ版インターフェース「TouchWiz」の下で行われるため外見上あまり大きな変更はないが、内部の機能が全般的に改善されるという。
ベンチマークのスコアが向上し、高速化したとSamMobileは述べている。今回のアップデートでは細かな調整が行われているはずだ。
外観の点では、全体として鮮やかになった色やUIの微調整、キーボードとブラウザに加えられた変更といった細部にユーザーは気付くかもしれない。サムスンはこのアップデートを利用して、「Samsung Wallet」やセキュリティ機能「Samsung KNOX」など独自のアプリやサービスを数多く投入する。
これに加え、今回のアップデートではスマートウォッチ「GALAXY Gear」、ANT+、OpenGL 3.0のサポートも統合される。
サムスンは公式の変更履歴を提供していないが、かなり多い既知の調整項目をSamMobileがリストにまとめている。ただしこれ以外にも、普通に使用するだけでは分からない小さな調整が加えられている可能性はある。
Android 4.3のアップデートは世界中の多くの市場で提供開始されるはずだが、入手するまでに数週間かかる可能性もある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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