Amazonは算数のオンライン個別指導サービスを手がけるTenMarksを買収した。両社が米国時間10月10日に発表した。
Amazonの「Kindle」担当バイスプレジデントのDave Limp氏は声明で、TenMarksはAmazonにふさわしい企業だと述べた。今回の買収により、Amazonは教育用コンテンツとアプリケーションの開発に注力していくとしている。
Limp氏は声明で次のように述べた。「AmazonとTenMarksは生徒たちの学びに対して同じ情熱を持っている。TenMarksの受賞歴のある算数教育プログラムはこれまでに何万もの学校で使用されており、AmazonはKindleのエコシステムを通じて世界中の何百万人もの生徒たちと関わっている」
TenMarksは、幼稚園から高校3年生までを対象として、オンラインでのパーソナライズされた算数指導と演習問題を提供しており、これには映像授業も含まれる。
教育分野は、Appleをはじめとする他の大手IT企業も参入を目指している分野だ。Amazonの取り組みとして無料オンラインツールの「Whispercast」があり、これは学校や企業がKindleタブレットを一括管理できるほか、Kindleの書籍、文書、アプリを無線で配信できるというもの。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」