Amazonは2013年版「Kindle Fire」タブレットの新モデルを正式に発表した。新しい3種類のタブレットは、デザインが刷新された「Kindle Fire HD」(2013年版)、「Kindle Fire HDX 7」「Kindle Fire HDX 8.9」である。
全3機種は現在、事前予約が可能だ。HDX 7は米国時間10月18日に出荷開始で、価格はストレージ容量16Gバイトモデルが229ドルから(4G版は329ドルで、出荷開始は11月14日)。Fire HDX 8.9は、16Gバイトモデルが379ドルから(4G版は479ドル)。出荷開始は11月7日で、4G版は12月10日。
新たに設計された7インチのKindle Fire HDについては、価格は8Gバイトモデルが139ドルから。出荷開始は10月2日だ。
Kindle Fire HDXの7インチ版は画面解像度が1920×1200ピクセル(323ppi)であり、8.9インチ版はさらに優れた解像度の2560×1600ピクセル(339ppi)の画面を搭載している。さらにAmazonによると、色の精度はsRGBカバー率100%で、グレアが軽減され、動的な画像コントラスト調整が可能(タブレットでは初だろう)、さらに輝度が向上しているという。
新しいHDXタブレットの各モデルには2.2GHzのクアッドコアCPU「Qualcomm Snapdragon 800」とグラフィックプロセッサ「Adreno 330」が搭載される。
HDXの各モデルには前面にHDカメラが備えられているが、LEDフラッシュ付きの8メガピクセル背面カメラが搭載されるのは8.9インチモデルのみだ。
各タブレット用に折り紙風の新しいカバーが用意されている。このカバーを使うと、縦向きにでも横向きにでもタブレットを立たせることができる。
新しいハードウェアには新しいソフトウェアも用意されており、Amazonは「Fire OS 3.0」(「Mojito」と名付けられている)にできるだけ多くの新機能を詰め込もうとしているようだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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