パナソニックが、プラズマテレビ事業から撤退する方針を固めたと、複数のメディアが報じた。
プラズマテレビは、薄型テレビの主力として登場。パナソニックのほか、日立製作所や富士通ゼネラル、パイオニアなどが販売していた。しかし、液晶テレビの台頭により、販売するメーカーが減少。現在国内のコンシューマー向けでは、パナソニックが唯一のメーカーとなっていた。
液晶テレビに比べ、画面の明るさや大画面化しやすいことなどが、プラズマテレビのメリットとされていたが、液晶テレビの技術進歩により、それらのメリットは打ち出しづらくなっていた。
パナソニックでは、2012年3月期に通期純損失7500億円を計上。要因として、テレビ事業の業績悪化が挙げられており、現在構造改革を実施している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」