ソニーが説明するタブレットモードは、単に指で触ってコンテンツを見ることではない。デジタイザースタイラスペンを使って、さまざまな作業をすることを想定している。なぜ、ソニーはペン入力にもこだわりを見せるのか。
「まず、志としては紙のノートとペンが要らなくなる世界を創りたいと思って取り組んでいる。紙のノートを使用するのにはそれなりに理由があると思う。これは地道に一つずつ改善し、最終的にはそういう世界を創りたい」(赤羽氏)という。
「ペン入力したら文字認識でき、デジタル化されれば利便性が一気に広がる。そういう世界を創りたい。もうひとつ、“ペンを持つこと”自体が何かを書いてみたい、想像力をかきたてるというのもペンというものを大事にしている要因。採用しているペンは、書き味やペン先の最適化、画面のコートの最適化を図っている。ペン先と実際の表示の視差を感じることがあるが、その視差を最小にする取り組みをしている」と説明した。
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