Amazonが1機種ではなく異なる2機種のスマートフォンを開発中だと、新たな報道が伝えている。
同社の主力端末には現在「Smith」という開発コード名が付けられていると、TechCrunchが米国時間10月2日、Amazonの計画に詳しい情報筋の話として報じた。同端末はこれまで「Project B」として知られていた。しかし、この情報筋によると、The Wall Street Journalが2013年に入って同端末の特徴について報じた後、Amazonはコード名の変更を決めたという。
Smithには3Dのユーザーインターフェースが搭載されると報じられているが、TechCrunchの情報筋によれば、このユーザーインターフェースは4基のカメラに依存するものになるという。これらのカメラは端末の4隅に配置され、眼球や頭の動きを追跡することができる。スマートフォンに搭載されるソフトウェア自体が3Dに対応するわけではなく、4基のカメラの機能によって画面上に3D画像が表示されているような「印象」を受けるのだという。
また、Amazonは、この主力スマートフォンに加え、エントリーレベルの端末の発売も検討しているという。エントリーモデルでは、ハイエンドモデルと同様、同社の「Kindle Fire」シリーズと同じ「Fire OS」の修正版が搭載される予定だ。TechCrunchの記事は、同端末に関する情報が極めて少ないとしているが、その情報筋によると、端末は2013年中に発売される予定だという。
うわさされているAmazonのスマートフォンがいつ発売されるのか、あるいはその真偽のほどは明らかでない。この記事の情報筋によると、同社は過去にこれらの端末を発売する計画だったが、いくつかの問題に直面したことで発売は延期されたという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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