新たな報道によると、ウェアラブル技術を用いたフィットネス製品を発売するFitbitが、同社のフラッグシップとなる新たなリストバンド型製品の発売に向け、準備を進めているという。
The Vergeが米国時間10月2日にFitbitの計画に詳しい情報筋の話として報じたところによると、Fitbitが開発しているのは「Force」と呼ばれるリストバンド型の活動量計で、既存製品の「Flex」より多くの機能が搭載されるという。Forceは、ユーザーがいる場所の高度を測定できる高度計を備え、一定の時間にユーザーが何段の階段を上ったかカウントできる「Floors」機能を搭載する予定だと、記事は伝えている。
Fitbitは、フィットネス管理製品の市場で、Nikeをはじめとするさまざまな企業と競合している。同社のFlexは一部顧客の間では人気を集めているが、幅広い層に本格的に普及するには至っていない。
The Vergeの記事の情報筋によれば、Forceでは、Flexの弱点の一部を補うためディスプレイを改良しているという。また、Flexでは画面をタッチして設定を行うが、Forceには物理ボタンが搭載され、設定や機能が簡単に切り替えられる。さらにFlexと異なり、Forceは腕時計としても使えると、この情報筋は述べている。
Forceの発売時期については言及されていないが、この記事の情報筋によれば、発売時の価格は129ドル95セントになる可能性があるとのことだ。
米CNETはこの記事に関してFitbitにコメントを求めているが、記事執筆時点で回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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