KDDIは10月2日、冬モデルとなる新商品12機種を10月下旬以降に発売すると発表した。夏モデルではスマートフォン4機種のみと数を絞り込んでいたKDDIだが、今回はAndroidスマートフォン6機種、タブレット1機種、フィーチャーフォン2機種、Wi-Fiルーター1機種、フォトフレーム1機種、GPS端末1機種と、幅広い端末をそろえた。
さらに、auブランドの周辺アクセサリーを販売する「au +1 collection」として、GALAXY Note3と連動するスマートウォッチ「GALAXY Gear」や、Xperia Z1に取り付けて撮影できるソニーのレンズスタイルカメラ「Cyber-shot DSC-QX10」、ワイヤレスDVDドライブ、ワイヤレススピーカー、ポータブルワイヤレスサーバなど100を超えるアイテムを発表した。
夏モデルとは打って変わり、なぜ冬モデルでは豊富なラインアップを揃えたのか。この理由について、KDDI代表取締役社長の田中孝司氏は「夏モデルで『選べる自由とauは言っているが、あまり選べないよね』と言われた。やはり顧客の側に立って、いろいろな物が選べるようにしないといけないという思いがあった。スーパーマーケットで1種類しかなかったら買い物の楽しみはなくなる。そういう意味で原点に戻るために頑張ったのが本音」と明かした。
また、周辺アクセサリーも充実させた狙いについては、「我々の今年のテーマは『スマホを使いこなす』をサポートすること。スマートフォンの中にはリッチな機能がたくさんあるが、多くの方はそれらの機能を使いきらずに機種変更してしまう。そこで、もう一度本質に帰って、スマホのいろいろな機能を顧客に使ってもらうために、『auスマートサポート』なども始めた。さらにスマホと連携するアクセサリーも揃えることで、より楽しみをご提案できるのではないかと思った」とコメント。
2014年春以降には、これらの端末に加えて新たなスマートフォンやタブレットも積極的に投入していく姿勢を見せた。
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