KDDI、冬モデル12機種を発表-腕時計型「GALAXY Gear」も

 KDDIは10月2日、2013年冬モデルを10月下旬以降に発売すると発表した。スマートフォン6機種、タブレット1機種、フィーチャーフォン2機種、Wi-Fiルーター1機種、フォトフレーム1機種、GPS端末1機種の全12機種となる。さらに、サムスンが9月4日に発表した腕時計型のウェアラブル端末「GALAXY Gear」を10月下旬から「au +1 collection」で販売する。

 スマートフォンは、LG製「isai」、ソニーモバイルコミュニケーションズ製「Xperia Z1」、サムスン製「GALAXY Note3」、シャープ製「AQUOS PHONE SERIE」、富士通モバイルコミュニケーションズ製「ARROWS Z」、京セラ製「DIGNO M」の6機種をラインアップ。全機種が5インチ前後の大画面ディスプレイを採用したほか、2500mAh以上のバッテリを搭載した。

auの冬モデル12機種 auの冬モデル12機種
※クリックすると拡大画像が見られます

個性豊かな6機種のスマートフォン

  • 「isai」

 isaiは、KDDIとLGが共同で開発したスマートフォン。狭額縁デザインを採用しており、約5.2インチの大画面ディスプレイでありながら、ボディの全幅を約72mmに抑え、ラウンドフォルムとあわせて手になじむグリップ感を実現している。高解像度IPSディスプレイを搭載したほか、4つのカテゴリ別にページを上下にフリックして情報を閲覧できるホーム画面を採用。マルチポイントAF機能を備えた約1320万画素のCMOSカメラも搭載した。本体カラーは、ブルー、アクア、ホワイト、ブラックの4色。

  • 「Xperia Z1」

 Xperia Z1は、シリーズ最高の約2070万画素のカメラを搭載したモデル。スマートフォンとしては大型となる1/2.3型の裏面照射型CMOSセンサを採用している。シャッターを切った瞬間とその前後30枚ずつを高速連写できる「タイムシフト連写」や、撮影中の動画をFacebookでリアルタイムに共有できる「ソーシャルライブ」、撮影した写真から建物や書籍、文字列などの情報を検索できる「Info-eye」など独自機能も充実させた。本体カラーは、ブラック、ホワイト、パープルの3色。

  • 「GALAXY Note3」

 GALAXY Note3は、約5.7インチの大画面ディスプレイを採用したモデル。ボタンを押しながら付属のSペンを画面に近づけるとよく使うメニューを自動表示する「エアコマンド」や、手書きサインでロックを解除できる「署名ロック」、気に入った写真や動画、音楽をまとめてストックできる「スクラップブック」機能を搭載。2つのアプリを同時に立ちあげて操作できる「マルチウィンドウ」にも対応する。本体カラーは、クラシックホワイトとジェットブラックの2色。

  • 「AQUOS PHONE SERIE」

 AQUOS PHONE SERIEは、フルHDのIGZO液晶を搭載し、3日間の長時間使用が可能なモデル。スマート充電に対応しており、約1時間で1日の使用量以上を充電できる。約1628万画素のカメラでは、F値1.9のレンズと新機能の「Night Catch」によって、夜景なども明るくくっきり撮影できる。端末が持たれたことを認識する新UI「グリップマジック」によって、持った瞬間に画面オフの状態からロック画面に遷移するほか、急な着信があった際には持つだけで音量を最小に下げられる。本体カラーは、ブラック、ホワイト、ブルーの3色。

  • 「ARROWS Z」

 ARROWS Zは、専用クイックチャージャーによって、約10分で1日分の急速充電ができるモデル。Wi-Fiと3G/LTEの2回線に同時接続するため、常に快適な通信環境を保てるとしている。また、3G/LTE接続時にWi-Fiを見つけると追加で接続するため、無線切り替えの動作が不要となる。ARROWSシリーズではお馴染みの「スマート指紋センサー」を搭載しており、指一本でセキュリティ解除ができる。本体カラーは、ブラック、ホワイト、ピンクの3色。

  • 「DIGNO M」

 DIGNO Mは、片手での操作のしやすさにこだわったモデル。なめらかな背面カーブデザインによって、約5インチの大画面でありながら、大きさを感じさせない持ち心地の良さと、約135gの軽量ボディを実現。背面に大きめのサイズの電源キーを配置することで、端末を持った際にひとさし指で押せるようになっている。さらに、大画面でも片手で操作できる機能を集約した「ワンハンドUI」を備えた。騒がしい場所でも快適に通話できる独自機能「スマートソニックレシーバー」も搭載している。本体カラーは、ホワイト、ブルー、ピンクの3色。

新タブレットやフィーチャーフォン、GALAXY Gearも

  • 「ARROWS Tab」

 冬モデルでは富士通モバイルコミュニケーションズ製の10.1型タブレット「ARROWS Tab」が登場。9600mAhの大容量バッテリを搭載しながら約510gの軽量ボディを実現した。地デジ(フルセグ)の視聴と録画に対応するほか、Dolby Digital Plusとフロントステレオスピーカーによって迫力のあるサウンドを楽しめる。ホーム画面を「キッズスタイル」「かんたんスタイル」などに切り替ることが可能で、指紋認証センサーを使って、指でなぞるだけで家族など複数人でスタイルを切り替えられる。本体カラーはホワイトのみ。

  • 「Wi-Fi WALKER WiMAX2+」

 フィーチャーフォンは、9月14日に発売した京セラ製「GRATINA」に加えて、京セラ製「MARVERA」を発表。約800万画素の裏照射型CMOSカメラや、1GHzの高速CPUを搭載。1020mAhのバッテリを搭載しながら、120g台前半の軽量を実現している。そのほか、UQコミュニケーションズが10月31日から提供する下り最大110Mbpsの高速通信サービス「WiMAX 2+」に対応したWi-Fiルータ「Wi-Fi WALKER WiMAX2+」(Huawei製)や、地デジが楽しめ番組表からの録画も可能なフォトフレーム「PHOTO-U TV」(ZTE製)、いざという時に緊急ブザーで居場所を知らせ、歩数計としても使える手のひらサイズのGPS端末「あんしんGPS」(京セラ製)なども発表した。

  • 「GALAXY Gear」

 auブランドの周辺アクセサリーを販売する「au +1 collection」では、サムスンの腕時計型デバイスGALAXY Gearを10月下旬から取り扱う。GALAXY Note 3と同期し、ユーザーは携帯端末に触れることなく、音楽を制御したりメッセージを確認したりといった操作ができる。本体カラーは、ブラック、シルバー、グレー、オレンジ、イエローの5色。さらに、ソニーのレンズスタイルカメラ「Cyber-shot DSC-QX10」も販売する。

 サービス面では、4G LTEサービスを拡張し、下り最大150Mbpsの高速データ通信サービスを千葉県の一部エリアから開始。さらに、auスマートフォンとWi-Fi WALKER WiMAX2+をセットで契約すると、スマートフォンの毎月の料金から980円を割引く「au スマートバリュー mine」も12月1日から提供する。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]