多くのユーザーが米国時間9月18日に、Appleが新しくリリースした「iOS 7」のダウンロードやインストールの問題について報告していたものの、iOS 7を使用するユーザーの割合は既に、1年前の「iOS 6」よりも高くなっている。
そう述べているのは、広告およびウェブ分析企業Chitikaである。同社は19日、iOS 7がリリースされてから24時間未満で、全「iOS」搭載端末の18%にインストールされたと述べた。一方、2012年の同時期にiOS 6がインストールされた端末の割合は、それよりも少ない14.8%だった。
Chitikaは報告書の中で、「競合他社との比較として、Googleは2013年9月4日の時点で、2012年7月にリリースされた『Jelly Bean』の採用率が『Android』エコシステムの約45%だと報告している」と記している。「過去の傾向から判断して、iOS 7は非常に早い時期にその割合を超える可能性が高い」(Chitika)
Chitikaによると、同社のデータは、北米における約3億のオンライン広告インプレッションのサンプルを基にしており、世界中のウェブ利用と相互参照されているという。つまり、この数値の算出に、米国とカナダ以外の国で提供された広告は考慮されていない。
この新しい数値は、他のサードパーティー追跡調査会社のものと比べると控えめな結果となっている。サンフランシスコを拠点とする分析企業Mixpanelのライブ追跡ツールによると、本稿執筆時点で全iOSユーザーの35.46%が現在iOS 7を使用しているという。同ソフトウェアの一般リリース前には、その割合は2.53%だった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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